
この世に生を受ける赤ちゃんとお母さんを、ことほぐアートをつくりたいふくしごとと医療機関で取り組む障害者アートSDGsプロジェクト
ウォールアート「月夜におどる」
福岡県那珂川市にある産科専門クリニック「マミーズクリニックルナ」のピロティに設置されたウォールアートプロジェクトの記録。この作品は、生まれた赤ちゃんが最初に世界の空気に触れる場所であるクリニックの玄関に制作されました。制作過程では、福祉作業所のアーティストとクリニックのスタッフが交流し、互いに対話を重ねながら共に制作を重ねることで、クリニックのビジョンがビジュアル化されました。
生を全うできなかったり、障害を持って生まれてくる赤ちゃんがいるということ
誰もが元気に出産できると思い込んでしまいがちですが、妊娠しても20%くらいの赤ちゃんは生を全うできずに流産してしまいます。赤ちゃんが五体満足に生まれることは決して当たり前のことではなく奇跡的なことなのです。このウォールアートは、海が命を育む母体であるように、母親の体内もまた命を育む小さな海であることを表現しています。生まれくる赤ちゃん、母親になる女性、そして出産を支えるすべての方々への敬意を込めた作品です。












「赤ちゃんが生まれることは奇跡的なんだということ」マミーズクリニックルナ院長 吉冨智幸さん






SDGsへの取り組みをお聞かせください
SDGsと聞いて捉え方は様々です。それは一人ひとりや企業それぞれのできることに委ねられているから。ふくしごとは、多様な人たちとの関わりから「働きがいも経済成長も」を実現していきたいと考えています。企業や行政の皆様のSDGsへの考えや具体的な取組みをお聞かせください。ゆたかなしごとを生み出し、一緒に働きましょう。ふくしごとへ問い合わせる🙆

SDGsをアートで形に
ふくしごとが「マミーズクリニックルナ」さんとできたSDGsなこと。
医療に関わる人材と障害福祉に関わる人材が互いに対話を重ねるプロセスを通じて様々な気づきを得ると共に、クリニックから旅立つ母子の記念となるフォトスポットが完成しました。
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Point.1異なる分野の課題や想いについての対話からの気づきが、人材の育成に。
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Point.2クリニックのビジョンアートとして表現され、内外へ強いメッセージを発信する。
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Point.3制作背景や意図への理解が、スタッフのコミュニケーション力を高めた。
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- 事業者:
- マミーズクリニックルナ
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- 広報:
- 後藤暢子
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- 原画アート制作:
- 山田恵子(工房まる)
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- 映像制作:
- 仁田原力